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1月, 2019の投稿を表示しています

18:47

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大学生になってから、いろいろな音楽を聴きたいと思って市立図書館に少し通っていたことがある。私の地元は田舎なので、一番大きな図書館でも最近流行りのJ-POPがちょろっと、あとは30年くらい前に流行った安っぽい邦楽と洋楽しか置いてなかった。しかもほとんどがベスト盤で、当時中古レコード屋でバイトを始め、少しばかり価値が分かるようになった(つもりでいた)私は、全然値打ちのないCDしかないことが分かってがっかりした。とはいえ当時は暇だったし、タダで借りられるなら聴いてみるかと思って何枚か借りていた。 そのうちの一枚が西岡恭蔵の『Glory Hallelujah』だった。 そのころ70年代の日本語ロックやフォークがマイブームで(というかみんな聴いていた、大瀧詠一が亡くなったから)、ムーンライダーズとかあがた森魚にハマっていたため、”西岡恭蔵”という名前がそれっぽいという理由のみで借りたが、これは大正解だった。 アルバムを通して聴かない私は、まず『踊り子ルイーズ』にハマり、それから『マンハッタン・ララバイ』にハマった。ゆるいおっさんながらイカすな、程度で飽きてしまってそれからしばらくあまり聴いていなかったが、今朝たまたま『プカプカ』を聴いて衝撃を受けた(という言い草はいかにも大げさなんだけど、マジで)。これが氏の代表曲であることは今日知ったんだけど。ぜひ一度聴いてみてほしい。   歌詞や曲の成り立ちについては下記サイトに詳しい。 TAP the POP ”あん娘”のような生き方は、私には到底できないと思うんだけど、だからこそ?とても憧れる。本当に、たばこ一本吸う勇気すらないなんて、やんなっちゃうけどさ。

2:36

今日は久々に何もない休日だったので、千代田橋のアピタに行った。無印良品のオンラインショップでほしい物の在庫を確認したら、近場ではここの店舗にしかなかったからだ。 茶屋ヶ坂駅から徒歩10分。立ち並ぶ集合住宅、公園で遊ぶ子どもたち、何組かが商談を進める自動車販売店。人びとの生活が、豊かさが感じられた。 千代田橋のアピタも実家近くの稲沢のアピタと全然変わらなかった。食品や日用品が売られていて、当たり障りのない衣料品店がありフードコートがあり無印良品があった。客は大半が親子連れで、はしゃぐ子どもと満ち足りたような疲れたような顔をした親たちばかりだった。 私はまだ若いので、あんなふうに所帯をもち自分の欲求を犠牲にして子を育て、何を買うともなくアピタで休日を過ごすようなオバさんにはなりたくないと思っていたが、今日はなんとなく、いつかああなるんだろうなと思ってしまった。都会で気取ったランチを食べ、三万円のワンピースを買うような休日なんてずっと続くわけじゃないんだろうな、と。 バリバリキャリアを積んでほしいものをすべて手に入れる女になりたいと思いながら就職活動を始めたところだが、いろいろ考えるうちに私には無理かもしれない…という諦念がそう思わせたのかもしれない。家庭や素朴な生活なんて全然欲しくないのに。

9:13

実家で、姉にライカ犬の話をした。宇宙に放たれて死んだ犬についてどう思う?と。姉はライカ犬のことを知らないようで、急にどうしたんだと笑っていたけど、そのあと食用の豚の飼育環境がいかに悲惨かを話しはじめた。曰く、雌の豚は子豚を産むためだけに身動きひとつとれないようなケージの中で生かされ、やがてストレスが原因で死んでしまうらしい。これはちょっとした驚きだった。自分が豊かに生きることにしか興味のなさそうな姉が、こんな話をするなんて。 今まで「宇宙で死んだ犬」に何かしらロマンを感じていたけど、狭いロケットの中で過度なストレスと熱で死んだ犬も、人間に虐げられ死んでいく点で養豚場の豚と何ら変わりはないのだ。そう考えるとロマンなんて言っている余地は全くない。かなり残酷だ。 私は夢想家で、姉の方がはるかに現実的だった。